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院長の趣味の世界: 2025年6月アーカイブ
「目が覚めたら5本歯がなくなった」
- 2025年6月21日 09:00
- 院長の趣味の世界
先日のヤフーニュース
「インプラントが必要な歯が4本ある」
たまに聞く話で年に2回ぐらいは初診の患者さんから前の先生にこう言われたが、自分の歯は残せないのか!?と言われます。
この歯抜いてインプラントにするの!? - EE DENTAL_Blog
はやく日本人も「自分の歯を残すのが得意な歯科医師」がいるのと、「歯が無くなって歯を作るが得意な歯科医師」がいるのを知った方がいいと思います。
自分の歯を残したい患者さんが後者の歯科医院に行っても今回のように抜いてインプラントという流れに乗ってしまいます。
歯を残す難しい治療より、抜いてインプラントの方が圧倒的にシステマティックで利益が何倍も出るので保険の治療費が大きく上がらない限りこの流れは無くならないでしょうね。
日本の医療制度的に治療が難しい歯はインプラント押しの面はたしかにありますが、今回のような問題無い歯を抜いてインプラントはもう医療ではない。。。
後、読んでいたびっくりしたのが、
>2024年6月、約17億円の負債を抱え破産した
これ歯科医院経営だけではないですよね!? 普通の歯科医院からすると1億負債があっても不思議ではありませんが17億ってちょっと凄いなと思います。
ちょっと前にも矯正治療で37億も負債を抱えていきなり閉院したというニュースがありましたが、小規模歯科医院からするとちょっとスケールが違い過ぎてイメージもできない。
1つ言えるのは、大々的なインプラント、矯正治療という自費治療は気を付けた方がよさそうですね。(特に先払いシステムの歯科医院)
庶民的な金銭感覚を持たせてくれた親には感謝です。(今はコンビニのコーヒーは躊躇なく買える財力は持ちましたが、ガソリン価格は気にしてしまう・・・)
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歯科保存専門医
- 2025年6月 3日 09:00
- 院長の趣味の世界
現在、国が専門医制度を作っているようで、
歯科保存学会認定医・専門医、歯内療法学会専門医が対象で「歯科保存専門医」に移行していくようですが送られてくる情報がメールでの文字データーで何をどうすればいいのか!?が全く分かっていません。
このライセンスを取るにはまた講習を受けたり、テストを受けたりしていく必要はあるようなのですが、個人的にはぶっちゃけ、ライセンスはもういいかなと思っています(笑)
専門医というものがあれば、それだけで他の歯科医院とは違い先生は○○という分野が得意と標榜できますし、歯科医院経営をする為には大きな武器になります。
ただ残りの人生考えた時に70歳まで生きたとして、後20年
この仕事は頑張っても後15年ぐらい、また仕事人間ではないこと、仕事にこれ以上時間を奪われたくないという感じではあります。(仕事の情熱を下げないように週休3日でやっています)
この年齢になると、周りの人たちが亡くなっていくのを見ていてそう思うようになりました。
幸い今歯科医院経営はうまく行っており、残りの人生考えた時にわざわざ時間割いてライセンス取ることにどれほどの意味が!?とも思い始めています。
たまたま顕微鏡歯科学会の認定医更新の連絡が来て登録が
登録年月日:2010年1月30日
となっており偶然15年前
歯科医師人生も後半戦というのをひしひし感じます。。。
将来的には「歯内療法専門医」という表現も出来なくなるようなことは聞いています。
今回、保存学会と歯内療法学会が「歯科保存専門医」となる訳ですが保存専門医の先生の何割がマイクロ使って外科的歯内療法出来るんでしょうかね!?(笑)
私の勝手なイメージですが、保存の先生ってマイクロ(8~30倍)ではなくルーペ(3~5倍の拡大鏡)を主で使っている先生が多いイメージもあります。
逆に言えば外科的歯内療法などは顕微鏡学会の認定医の方が出来る先生多いんじゃないかな!?とも思います。
私が30代ならライセンスを取得しに行ったと思いますが、もう50歳ですからね
ライセンスへの興味も相当薄れていますし、来てもらった患者さんの歯1本ずつ丁寧に仕上げる方がよっぽど意味ある時間になるだろうと思います(>。<)
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