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マニアックレジン: 2026年3月アーカイブ
年齢による治療方針の違い
これはたぶん一般的な考えだと思いますが、
同じような病態でも治療方針というのは年齢やその人のキャラによって異なることがあります。
例えば70歳の方だと、後おおよそ20年持たせれば良い訳ですが、
20代になってくると、後60~70年の戦略を立てる必要が出てきます。
今回のケース
お母さんからの紹介のあった娘さん(20代女性)
レントゲン
第1大臼歯の黄色丸:C2~C3に及ぶ虫歯
第2大臼歯の赤丸:C4に近い虫歯
前に患者さんにも言いましたが、成功率を高くする為には
基本1つ次のステップの治療を行う事
つまり第1大臼歯は神経を取ってクラウン
第2大臼歯は抜歯
こうすることで将来トラブルの出る確率は多少減らせますが、
歯の寿命は確実に短くなりますし、咬みずらくなります。
ここが残りの人生を考えた際の選択になります。
短期予後を取るか!?それとも長い人生・将来的な事を考えた選択をするか!?
前者の難しい歯の保存を説明なしに行うと、上手く行かなかった場合藪医者扱いを受けるので
最初に患者さんにある程度説明を行い理解をしてもらいます。
まず第一大臼歯はいつも通り
とりあえず神経を残す治療を行い、痛みが後で出てしまったら後で神経を取ると説明
さて、この第2大臼歯・・・
縁下に大きく虫歯が広がっており、歯に穴を開けずに虫歯をきちんと取るのが超難度
保存をしても歯根破折、咬合から来る虫歯などが怖いのはあり、
将来起こるであろうこのリスクを下げるには抜歯も1つ
患者さんと話し合い、残す方向で治療を行いました。
パフォレーションを起こさせないように虫歯を削るのに50分近くかかりましたが、
一応保存治療が行えました。
この先、数カ月様子を見て問題無ければ本歯を作らせてもらいます。
基本中の基本でもある虫歯を削るって、ホント難しいと感じます(・ω・;)
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